エキセントリックで済ますつもりか
私は長濱ねるが嫌いだ。
もともと加入当初は応援していた、あのウソのような話を信じていたのだ。
元カレとの画像が出回った時に一気に株が下がった。私の中でアイドルは夢を売る仕事だと勝手に思っているからだが、これは様々な意見があると思うので細かくは割愛する。
先日の欅をあまり知らない多くの人びとにも広がった菅井いじめSRから苦手、という意識から嫌い、になった。擁護する声も叩く声もある程度読んでやめた。考えることが苦しいのだ、推しがどんな気持ちでグループにいるのか。そう思うと苦しいから考えることをやめた。
しかし欅、推しをみるたび必ず目に入ってしまうのが秋元お気に入りの嫌なところだ。長濱ねるがいなかったら、そう思うことが増えた。
残酷な観客達 最終回を見て思ったのだ。長濱ねるがいなかったらこんなストーリーじゃなかったのではないだろうか。
最終回については賛否両論、意味が分からないの声が多いと思う。考察もあまりピンとくるものはでていない。考察をしようと動く人もいないレベルの(言葉は悪いが)クソドラマだったとおもう。
徳川で泣きながら演技を学んでいた彼女たち。
徳川撮影時よりも過密スケジュールが組まれ、そのなかで3ヶ月も使って撮るような内容ではない。
彼女たちの努力を踏みにじるような内容にしか捉えられなかった。
支離滅裂繋がりが意味不明なストーリーに、9話で期待させた上での長濱ねるが主人公であるかのような展開。これでもし長濱ねるの演技がとてつもなくうまかったらまだよかった。彼女は平手やW渡辺のような演技はできないのだ。PVでもまるで浮いた演技力、それがそのままドラマにもあられているのだ。
//最終回ネタバレ
最初の指令のとき「ルールだからでない」そういっていたのはなんだったんだよ!最初から1人がクリアすれば全員ででればよかったんじゃないのか?変質者だろうが入って来た道をついていけばよかったんじゃないか?観客はどうなった?屋上は?先生は?ゆずきは結果なんだったんだ?他のみんなは?誰がやったんだ?なんのために?何を伝えたかったんだ?
もし欅がデジタルコンテンツだったら、という架空世界の話ならまだわかる。彼女たちはいいねをもらうためだけのデジタルコンテンツだった、いいねを貰えなくなり世間に忘れられてくコンテンツゆずきたちのなかで唯一忘れられることがなかったりこというコンテンツはまた、新なコンテンツのなかでお互いの優れているアピールポイントを世間に示す。そういう話だったと思えばまだ救いようがあった、問題はユウトの侵入であり、その時点で彼女たちは本当に人間で本当に閉じ込められたヒトなのである。
また、近未来の設定がぶれすぎる。番号でよびあうプライバシー社会のなか、何故学校だけがそのような異質な空間なのか。観客側は名前で呼び合っているのだから意味がない。
問題点、解かれていない謎が多すぎる。続くなら続くような終わり方にするべきだったとおもう(続かないだろうな)
残客のいいところをあげてみよう。欅の様々な顔、集大成がみれたところ。ひらがなの演技がみれたこと。今泉の姿をみれたこと。これ以上思い浮ばない。
すべてが悪いとは言わない、変わったドラマだって必要。
しかし、変わったドラマだったね、その一言で済ますわけにはいかない作品だった。私はそう感じた。