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人魚のリョウガくんは死んでいるのか

2016.09.21 20:00

Seventh Heaven リョウガ編が公開された。

あまりの美しさに本当にこれが生き物なのかわからなくなってしまったので、100%捏造の個人的な思考をまとめる。本当に私情だけで語る気持ちの悪い捏造です、考察でもなんでもありません。

SHはBCの考えを引っ張ってきているようだがBCについての考察は多くされているので省かせていただく。SH単体としての考えのみである。矛盾など多いと思うが著者はアタマゆるゆるりょがぴっぴオタクであることを念頭に置いてほしい。

リョウガくんは七つの大罪では嫉妬(羨望)を担当し(担当?)、対応悪魔はレヴィアタンリヴァイアサンのほうが聞き覚えがあるかも)、動物はマーメイドとなっているが、マーメイド自体は女性の人魚をさし、男性の人魚はマーマン(ゼーメンシュ)というらしいのだが今回は紛らわしいので人魚に統一する。ここですでに矛盾というか考察がちょっと生まれちゃうよ…リヴァイアサンには雌しかいないし一般的には人魚というとマーメイドが主で、リョウガ君自身も「僕はマーメイドなんです」って発言しちゃってるんですよ…。ここはあんまり触れない方がいいかな。

とりあえず書きたいこと書きなぐります。

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もうだめかもしれない、そんな砂漠の中、メンバーがもがくように歩くさまから始めるSHのMV。リョウガくんも等しく砂漠を歩くのだが、必死ではない。もがいてはいない。ただただつらそうなのだ。ここでリョウガくんが人魚であることについて考えさせていただきたい。まず人魚について考察する。考察ってもんじゃねーわ。人魚は海、水をつかさどる生き物…水のない砂漠ではもがくほどの力すら奪われて、歩くのが精一杯…そう思うと彼の表現力はすごすぎる…。

アンデルセンの人魚伝説を参考とさせていただくが、人魚伝説自体は不吉な象徴とされることが多い。もともと人魚自体が恐怖の対象であった件(船乗りを惑わして船を沈没させるギリシャ神話など)もあり、人魚という対象は美しいだけではなく少し怖い部分もある。

アンデルセンの人魚姫について大雑把にまとめる。知らん人おらんと思いますけど。
船に乗った人間の王子様に恋をした人魚姫が、美しい声と引き換えに魔女から人間の足に変える薬をもらう。また、王子と結婚できなければ泡になってしまう。そうであっても人魚姫は王子と繋がりたかったから。その後、人魚姫を見た王子は人魚姫を見て気に入りるが、王子は他の人間の娘と結婚してしまう。なんでやねん。そしたら、人魚の姉たちが「このナイフで王子を殺せ!!!その血を足に塗れば人魚に戻れる!!」と勧めてくる、だが人魚姫は王子を殺せずに海に身を投げる。そのまま泡になって死ぬという話。
そう、人魚は最後まで幸せなままでいることはない。

何が彼をそうさせるのかわからないが、人魚リョウガくんは荒れ果てた砂漠をさまよっている。

さまよった先の箱を見ると、

そこにはすでにリョウガくんが横たわっているのだ。

世界にリョウガは二人いるのか?

73億の人間の中にリョウガくんは一人であって一人じゃない。

この時の時間軸に注目したい、箱の中のリョウガくんは砂漠をさまようリョウガくんより前に砂漠をさまよい箱に入った。これは何故だろうか?また、箱に入るリョウガくんを見つけるリョウガくんはその存在を知ったうえで砂漠を歩いてきたと考えるのが当然と仮定する。つまり箱の中のリョウガくんにとって外のリョウガくんは未来のリョウガくんとなる。

幸せでない結末を生きたリョウガくんが、まだ人生を変えられる過去のリョウガくんを動かす。ナニでって愛でだよきっと…。

SHの歌詞にある「君が救ってくれた」などの君、に関してもこれは第三者ではなく、もしかしたら未来のリョウガくんなのではないだろうか?人魚のリョウガくんが生きてシャングリラ(ユートピア)に行くためには死んだリョウガくんの愛で、未来を変えるしかない。

SHのダンス序盤でメンバーに抱えられ宙に浮かされるダンスがある。あれは死に至った人魚のリョウガくんを弔っているのではないだろうか?泡になり死んだ人魚は思う、ここで死んではいけないと。何故死んではいけないのか、それは愛する 何か のため。この未来のリョウガくんはループする時間軸に生きて死んでを繰り返しているのではないだろうか…。生と死のターニングポイントである箱、この箱に自ら入ったのか入れられたのかはわからないがこの箱から出ることがもしかしたらシャングリラにつながるかもしれないし、死につながるのかもしれない。

 

だいぶ考えが迷走してきたのでまとめたい。

理由は不明だが箱に入っている人魚のリョウガくんはまだ生きている。砂漠をさまよってきた未来の人魚のリョウガくんは生と死を繰り返している仮死状態の生き物。この未来の人魚が生きるためには箱を壊す必要がある(本当に必要があるかは不明)。この美しい生き物が生きる道はあるのだろうか、そういうメッセージ性を感じた。

全然まとまらなかった。もうシャングリラ直行で話させていただくと、リョウガくんが人魚っていうのはとてもはかないと思ったし、かわいくてかっこよくて美しい彼の表現力に考えさせられたことは以上であるという話である。

個人の考えなのであんまり深く考えないでください。多分もう普通に人魚で死ぬかなっておもたけど八号車の愛でシャングリラ直行やで~って話ですよきっと。

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